ラズパイのOS(Raspbian)をインストールした microSDカードをRaspberry Piにセットしたら、いよいよ起動です。
周辺機器の接続
- ディスプレイ
デジタルテレビにHDMIケーブルで接続しました
- マウス
ワイヤレス接続タイプのマウスを繋げてみました。ドングルはUSB端子に挿入
- キーボード
USB接続タイプのキーボードが余っていたので、これもUSB端子に接続
そして、最後に電源アダプタを接続し、電源スイッチを入れます。
赤いLEDが点灯し、緑のLEDが点滅し、その後、緑のLEDはラズパイの処理状態によって点滅したり消灯したりします。
ここで、両方のLEDが正しく点灯しなければ電源やSDカードまわりをチェックしてください。
私の場合は、電源コードの中間にあるスイッチに気づかず、一瞬慌てましたが、スイッチを入れ無事に起動しました。
パソコンから遠隔操作する
いちいちデジタルTVのところへ持っていくのは面倒なので、PCからリモート操作できるように設定します。
- ラズパイで、アプリケーションメニューの[設定]-[Raspberry Piの設定]から[インターフェイス]タブを開きます
- 「SSH」と「VNC」を[有効]にして、再起動します
ちなみに、SSH = Secure Shell で、VNC = Virtual Network Computing です。当面 GUIベースで操作するので VNCだけでもよいのですが、将来的に CUIベースでも操作する可能性もあるので SSHも有効にしました。
- PCにVNCクライアント「RealVNC」をダウンロード、インストールします
https://www.realvnc.com/download/vnc/
- ラズパイのIPアドレスが毎回異なるとリモート接続しにくいので、IPアドレスを固定します
sudo nano /etc/dhcpcd.conf
- 編集画面で以下を追記します:
# Wi-Fiのインターフェイスの指定
interface wlan0
# 指定したいIPアドレスを指定
static ip_address=192.168.0.50/24
# ルーターのIPアドレスを指定
static routers=192.168.0.1
# ルーターのIPアドレスを指定
static domain_name_servers=192.168.0.1
- Ctrl-X、[Y]、Enterを押して編集を終え、ラズパイを再起動します
- PC側のVNCクライアントアプリ「VNC Viewer」を起動し、ラズパイのIPアドレスを入力します
- VNCの認証画面が出るので、ラズパイのパスワードを入力します
- もし、PCでの表示画面が小さい場合は、
sudo nano /boot/config.txt
として、下記のように変更します:
hdmi_force_hotplug=1
hdmi_group=2
hdmi_mode=8
- Ctrl-X、[Y]、Enterを押して編集を終え、ラズパイを再起動します